資格を取得して、自身の給与を挙げるために転職に役立てたり、キャリアアップの一環に役立てたいと考える人間は多くいるものである。
特に国家認定のものは信頼性が非常に高く、実務経験が伴っているのならば、その人間の実力を表す指針としては非常に有効といえる。

実力を現すために資格取得を目指す社会人は多くいるが、本業を持ちながらの勉強というものは当然ながらその勉強時間の捻出が難しい。
学生とは違い社会人は勉強は目的ではなくあくまでも手段である。
その手段を効率的に行い資格取得という目的を効率的に達成しなくてはいけない。
そのためには空き時間を上手く活用し学んでいく必要がある。

ではどのような時間を活用したら良いのだろうか。
まずは通勤時間である。
特に行きに比べれば帰りは時間が選べて座っていけるタイミングも多くなる。
そこを上手く使って参考書や問題集を読み学んでいくのである。
また休日は格好の学びの時間である。
夜更かしをせずに集中力が保ちやすい早朝に時間を取るのも有効な方法といえる。
ダラダラとやらないためにも朝の何時から何時までやるとしっかり決めて取り組み、学んだ後の時間は余暇に使うのも良い。
遊んだあとに参考書などを読むよりも後に娯楽が控えていたほうが集中力が保ちやすい。

問題集も何冊も買うよりも一冊を徹底的にやり込み、過去問を積極的に活用していく。
反復で確実に覚えて過去問で応用力を養っていくのである。
まずは実力の確実な定着を図るためにも一冊をすべて覚えるという目標を立てると良い。